奈良|歴史ときどき初夏の風④

3泊4日
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唐招提寺や薬師寺をはじめ、西ノ京・平城京周辺エリアを巡った旅の記録と観光スポット情報をまとめています。歴史スポットに加え、奈良金魚ミュージアムにも立ち寄りました。

📷旅の記録(西ノ京・平城京周辺エリア)

平城京周辺散策

2日目の午後、山の辺の道の帰りにふらっと立ち寄ったJR奈良駅観光案内所。

無料でひけるおみくじが設置されていたので、ひいてみることに。
そこで吉と出たのが「奈良金魚ミュージアム」。
奈良県大和郡山市は日本三大金魚産地の一つと知り、せっかくなので足を運ぶことにしました。

奈良金魚ミュージアム

JR奈良駅から路線バスで約10分。
奈良金魚ミュージアムがある商業施設ミ・ナーラへ向かいます。

ミュージアムは4階の一角にあり、遠目から見ると子供向けのゲームセンターのように思えます。
一瞬入るのをためらいましたが、受付の方と目が合いチケットを購入して中へ。

入ると金魚すくいのような水槽が置いてあります。
床の模様が夏の花火のようで、その上をゆったりと泳ぐ黒い出目金たちがおしゃれで涼しげです。

しばらく祭り×金魚をテーマとした世界観が続きます。

花札の動物がすべて金魚になっています。

時には真面目に金魚系統図。
意外とこれが面白い。
どんどん金魚の模様、形が複雑になっていきますね。

奈良を題材にしたシュールな演出も。
阿修羅像と金魚。

このほかにもトリックアートなど、金魚をテーマにした様々な演出で、最後まで楽しませてくれました。

平城京左京三条二坊宮跡庭園

金魚の世界を堪能した後、クールダウンで散歩をすることに。

ミ・ナーラの向かい側の庭園へ。
広々とした広場に、遺跡のような跡とぽつんと建物が1つ。
自分たち以外誰もいません。

建物に入ってみます。

ミ・ナーラの建物が左手に見えます。
夕方の心地よい風が吹く中、庭をぼんやり眺めます。
閉園時間が近づき、見回りの方が声をかけてくださらなかったら、眠りに落ちそうでした。

あとで調べてわかったことですが、ここは奈良時代の庭園遺跡が良い保存状態で残っている貴重な文化財で、国の特別史跡と特別名勝に指定されているそうです。

偶然訪れた場所でしたが、貴重な出会いでした。

西ノ京散策

3日目の午後、西ノ京を散策します。

西ノ京は昨年の春にも訪れた場所です。
唐招提寺、薬師寺については、その際の記事に詳しくまとめているので、今回は印象に残った景色や体験を中心に紹介します。
※昨年の春の記事→西ノ京|奈良・歴史ときどき🦌と🌸

唐招提寺(とうしょうだいじ)

今回は、昨年は立ち寄らなかった新宝蔵へ。
国宝や重要文化財の仏像が展示されています。

同じ時代の仏像でも、保存状態のいいものと、悪いものがあります。
意外にも、古い時代の方がきれいな状態で残っているものもあったので、
理由を受付の方に聞いてみると、製法の違いで差が出るとのこと。

古い時代には、一本の木から彫り出す「一木造」と呼ばれる技法で作られた仏像があり、構造が安定しているため、良い状態で残っているものもあるそうです。

受付の方は専門知識を持っている方のようで、その他にも親切にたくさん興味深い話をしてくださいました。思い切って話しかけてみてよかったなと思いました。

【鑑真和上御廟へ続く道】

薬師寺

今にも雨が降り出しそうだった前回とは違って、突き抜けるような青空。
薬師寺の建物は青空に向かって凛と立つ姿が似合う気がします。

今回も修学旅行生と遭遇し、薬師寺が奈良を代表するお寺なのだと改めて実感。
修学旅行生に混じってお坊さんの法話を拝聴しました。
法話といっても堅苦しいものではなく、落語家かと思うような話ぶりで始終笑いっぱなしでした。

昔、薬師寺の金堂、西塔の再建に尽力した高田好胤というお坊さんがいらっしゃいました。
その方も話がとても上手くおもしろいことで有名だったそうです。人を惹きつける話術は、薬師寺に受け継がれる文化なのかもしれません。

【金堂・東塔・西塔】

【大講堂】

旅のまとめ

JR奈良駅と近鉄奈良駅、どちらに近いホテルを予約するか迷いましたが、今回は近鉄奈良駅に近い「ホテル天平ならまち」にして正解でした。

有名な寺社や観光スポットが徒歩圏内なので、早朝や夕方に気軽に散歩へ出掛けられます。

昼間は30℃を超える日が続きましたが、涼しい時間帯に歩く奈良はとても心地よく、朝にはお寺の鐘の音も聞こえてきました。

「奈良に行ってきた」と話すと、「何を見てきたの?」と言われることがありますが、歴史や自然をゆっくり歩きながらその空気感を味わえるのが、私は好きです。

📌観光スポット情報・リンク集

🌏世界遺産|🏆国宝

西ノ京・平城京周辺エリア

奈良金魚ミュージアム

📌特徴・見どころ

  • 金魚とアートが融合した幻想空間
  • 約40種類・多数の金魚を展示
  • 様々な演出で写真撮影を楽しめるフォトスポット
  • 屋内施設なので雨の日も安心

💡ひとことメモ

商業施設の一角と侮るなかれ。
足を踏み入れると、そこはもう金魚の異世界ワールド。
煌びやかな演出で、金魚の魅力を伝えてくれます。

📌関連サイト(公式サイト・マップ)
🔗奈良金魚ミュージアム(公式サイト)

📌所要時間
約45〜90分
※写真撮影を楽しむ場合は1時間以上がおすすめ

平城京左京三条二坊宮跡庭園

📌特徴・見どころ

  • 奈良時代の園池遺構が現地にそのまま残る貴重な史跡
  • 遺構展示館から庭園全体を見渡せる
  • 国の特別史跡・特別名勝に指定

💡ひとことメモ

地味ですが、その歴史的価値は高い。
ガイドブックにもほとんど掲載されていないので、人も少なく静かにゆっくり見学できます。

📌関連サイト(公式サイト・マップ)
🔗平城京左京三条二坊宮跡庭園(奈良市公式サイト):施設の概要、開園時間、休園日、アクセスなど

📌所要時間
約20〜30分
(遺構展示館・庭園見学)

🌏🏆唐招提寺

※みどころ・基本情報は、春の奈良を巡った記事に記載しています。

唐招提寺|奈良・歴史ときどき🦌と🌸

💡ひとことメモ

木々に囲まれた落ち着いた境内が心地よく、ゆっくりと散策したい寺院。とくに鑑真和尚御廟へ向かう途中の苔むした地面と木立が美しい。金堂に並ぶ盧舎那仏・薬師如来・千手観音の国宝三尊は周りの空気ごと何か違うと感じるほどの圧倒的な存在感です。

🌏🏆薬師寺

※みどころ・基本情報は、春の奈良を巡った記事に記載しています。

薬師寺|奈良・歴史ときどき🦌と🌸

💡ひとことメモ

唐招提寺が亀ならば、薬師寺は鶴。
どちらも長い歴史を背負った寺院なのに、唐招提寺の落ち着いた重厚感に対し、薬師寺はとても対照的な印象です。
広く開放的な境内に、東塔と西塔が凛と立つ姿は、うん、かっこいい。
創建当初から存在する東塔と、修復されて昔の姿を映す西塔の1300年の歴史を超えた対比が魅力です。

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